【介護職】のための基本的な履歴書の書き方とマナー!
就職・転職情報
- 2023年2月1日
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就職・転職活動をするためのお役立ち情報
履歴書は就職・転職活動をするにあたって、自分自身をアピールするために欠かせない書類です。
しかし、履歴書の書き方には様々なポイントがあり、その書式や内容に迷うことも多いでしょう。
そこでこの記事では、介護業界への就職・転職を考えている方のための基本的な履歴書の書き方と、採用者へ好印象を与えるマナーについて紹介します。
また、履歴書を作成する際に自分の生まれた年から入学・卒業年がひと目で分かる入学・卒業年度早見表【和暦・西暦】をご用意しましたのでぜひご活用ください。
履歴書を書く前の注意点
履歴書は手書きまたはパソコンで作成しますが、介護業界では手書きで書くひとが多いです。
字には書く人の気持ちが伝わるので、手書きで丁寧に書かれていたほうが好印象を与えることができます。
ただ、パソコンでの書類作成が当たり前になった現在、相手にとって読みやすい書類を作るという意図で、パソコンで作成した履歴書でも全く差し支えありません。
もし介護施設側から指定があった場合には、それに従いましょう。
手書きの場合、原則として「黒」のボールペン、または万年筆を使いましょう。
間違えた場合は、修正テープや修正液などを使うことはNGです。
見た目はもちろん、あなた自身の印象も悪くなります。
もしも間違えてしまったら面倒ですが最初から書き直すようにしましょう。
日付や生年月日、時系列などの年号を書く際は、履歴書全体で西暦・和暦のどちらかに統一しましょう。
一般的には和暦を使う場合が多いです。
項目ごとに気をつけたいポイント
基本データの書き方
●日付
記載日ではなく、提出日(面接で提出する場合は面接日、郵送の場合は投函日)を記入しましょう。
●証明写真
証明写真は横3cm×縦4cmのサイズのもので、6ヶ月以内に撮影したものを使用しましょう。
●氏名・連絡先
氏名は少し大きめの字でハッキリ分かりやすく書きましょう。
記入欄に「ふりがな」とある場合はひらがなで、「フリガナ」とある場合はカタカナで記入してください。
現住所は、都道府県から建物名・部屋番号まで、省略せずに正式名称で記入します。
番地も「1-2-3」などと省略せず「一丁目2番地3号」などのように正式に記載してください。
連絡先は、固定電話と携帯電話のどちらでも大丈夫です。日中、確実に連絡が取れる連絡先を記入してください。
メールアドレスも同様で、連絡の付きやすいアドレスを記入しましょう。
学歴・職歴欄の書き方
●学歴
学歴をいつから書くかについては特に正式な決まりはありませんが、最終学歴の一つ前からが一般的です。大学が最終学歴なら高等学校から、高等学校が最終学歴なら中学校から書きましょう。
学校名は正式名称で表記し、学部・学科・専攻も記入してください。
●職歴
職歴は原則、これまで勤務してきたすべての施設名を正式名称で記入します。
また施設名だけでなく、「医療法人○○会」などの運営法人名も省略せず記入しましょう。
所属していた部署や担当していた業務も記入します。
派遣やパート、アルバイトの経歴は未記入で構いませんが、応募先へのアピールに繋がる経験があるのなら、その職歴も記入しましょう。
転職回数が多い場合には別に職務経歴書を作成して「詳細は職務経歴書をご参照ください」と書きます。
免許・資格の書き方
●免許・資格
取得している免許や資格は、取得時期の古いものから順に記入しましょう。
資格や免許の名称は正式名称で記入してください。
取得予定の資格がある場合は「現在、○○資格取得に向けて勉強中(令和〇年〇月に取得予定)」と記載することで担当者に熱意をアピールすることができるでしょう。
●志望動機・アピールポイント
志望動機については、履歴書の段階で採用担当者に自信をアピールするために特に大事な欄です。
なぜこの施設を選んだか、自分のこれまでの経験やキャリアをどう活かせるか、どんなキャリアプランを描いているのかなどを盛り込んで自分の言葉で記入するようにしましょう。
●本人希望欄
どうしても譲れない項目があったり、やむを得ない事情がある場合(例えば勤務地や入職日の指定、どうしても夜勤ができないなど)のみ記入します。
特に希望することがない場合は「貴社の規定に従います。」と記入するのが一般的です。
履歴書を書き終えたらやること
すべての項目の記入が終わったら、全体を見返して以下の点をチェックしましょう!
気付かない所でマイナスにならないように最後まで気を抜いてはいけません。◆誤字脱字はないか
◆年号は統一されているか
◆省略せず正しい情報を書いているか
◆提出日・郵送日の日付を記入したか
◆履歴書のコピーをとったか -